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ナナ・アスタ・デビルーク
[ トラブル97〜 ] ※注

ヒロイン、ララの妹で、デビルーク星からやってきた宇宙人。デビルーク王家の第二王女であり、第三王女のモモとは双子の姉妹。宇宙人なので年齢は不明だが、ジャンプコミックス13巻に脚本担当の長谷見氏による「美柑よりは年上のイメージ」という記述があり、地球人でいうと13〜14歳程度と思われる。長い髪を左右でアップにしたヘアスタイルが特徴。 

デビルーク人ならではの卓越した運動能力に加え、動物と心を通わせる特殊な精神感応能力を持っていて、銀河のあちこちで仲良くなった多くの動物をペットにしている。それらの動物たちはララの発明品による伝送システム「デダイヤル」で瞬時に呼び出すことが可能であり、危機の際には強力な動物を使役して加勢させることもできる。

初登場時は、地球人の結城リトに熱を上げてデビルーク星に戻らない姉のララを心配して、モモと共に秘かに地球に飛来。リトとその関係者を体感RPGの電脳世界に引き込んで、リトがララに相応しい男かどうかを試そうとした。その後、一度はデビルーク星に帰ったものの、デビルーク王家での英才教育に嫌気がさしてモモと共に家出して地球に再来。王室親衛隊長ザスティンのアパートでの同居を経て、ララの住む結城家に押しかけてきた。現在は結城家の天井裏に亜空間を作り、そこに自分達の部屋を設置して暮らしている。

快活だが、やや子供っぽさが残る直情径行な性格。勝ち気でケンカっ早く、がさつな態度を見せる一方で、友達や動物の苦難や危機を捨て置けない優しさも持っている。また双子のモモと比べて胸が小さい事を気にするなど、自分を女の子として意識する一面もある。ただ男女の仲に関しては姉妹で一番うとく、恋愛感情への目覚めに遅れていて、「結婚の前にキスなどするわけない」等の発言にみられるように、貞操感は地球人の同世代と比べても極めて古風である。如才なく深謀遠慮でありながら男女関係に関する言動と行動は非常に大胆であけすけなモモとは、あらゆる点で好対照を成している。そのモモに対しては、猫被りぶりを毒づいたり何かと口喧嘩も絶えないが、基本的にはお互いを気遣い合う仲の良い姉妹。姉のララに対しては憧憬も交じった絶対的な信頼を寄せて慕っている。

恋する感情を知らないこともあって、ララがリトに執着する理由が理解できず、能力でも身分でもデビルーク王家と釣り合いが取れないリトに対しては、ララの婚約者候補としての資質に疑問を抱いており、当初はあまり好意的ではなかった。しかし犬のマロンを通して知り合った春菜もまた、リトに好意を抱いている事を知り、自らもリトの優しさに触れるにつれて、リトの人格と男女の心の機微に徐々に興味を深めるようになってゆく。

後日談として連載開始されたスピンオフ作品「ToLOVEるダークネス」では、モモと共に彩南高校に入学。リトやララの後輩(1年生)となった。そこでクラスメートとなった黒咲芽亜(メア)と仲良くなる。メアがヤミと同じトランス(変身)能力を持つ暗殺者とは知らずに親交を深めるナナだが…。


※注)正体を隠した状態での出番はトラブル94からですが、ここでは初めて姿を見せた時を登場回としました。
 

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